コシが無事で元気だとわかり、ひと安心
2か月前に受信して以来、コシから衛星通信がなかった事がとても心配でした。以前に通信が途絶えた時はあまり良い展開ではありませんでした。(詳細は2月22日のブログに記載)特に、彼から最後に発信のあった場所が非常に遠く離れた場所であり、密猟のケースが報告されていた場所だったことから、コシの安全が懸念されました。報道ではあまり密猟に関しての話題を耳にすることがなく、憂慮すべき問題ではないという印象を与えていることが不可解です。まるで過去の問題になってしまったかのようです。ボツワナのように、多くの国々が大規模な反密猟政策に取り組んできたことは事実ですが、同僚の報告、現地の村人および現場での体験から得た情報から、解決済みの問題と呼ぶには程遠い現状だとわかっています。事実、最近の調査研究によって密猟問題がいかに蔓延しているかが確認され、中には、アフリカの特定地域を具体的に挙げているものもあります。
このような光景は、実に美しい光景です。さて、次の作業はコシを見つけ出すことです。低空飛行をし、全員の目が窓に張り付き、非常に大きな群れをなしたゾウたちの背中を凝視していると、『いたぞ!』とマイクが叫びました。そして確かに、大きくてたくましい健康なコシを見つけました。ひと安心です!
せっかく発見したものの、当分の間コシとお別れしなくてはなりません。コシの衛星ユニットが故障したため、衛星追跡はもはや不可能なのです。彼の首輪を外す際にはVHF周波数に頼ることになりますが私たちが首輪を回収しやすい場所へコシが移動するまで電池は持ちこたえるはずですし、電池が切れるまでの間に後方支援の準備ができます。
首輪回収のためにコシのもとに戻り彼にお礼とお別れを告げるときの様子をlove earthファンの皆様と共有できることを楽しみにしています。
レツァツィは引き続き、アンゴラ南東部にあるルイアナ部分的保護地区のチーク森林地帯を歩き回っています。彼女は一時的に南へ渡ってナミビアへ入りましたが、そこにはたった数日しか留まらず、この場所へ戻って、ここの平行に広がる砂丘の谷間に入り、砂丘の水を湛えたくぼ地で事を足しています。この地域は比較的人間が手を付けていない場所です。
の会える事を願っていましたが、彼女は私たちがコシの捜索に使った離陸ポイントと正反対の場所にいたので、まずコシの発見を優先させました。衛星追跡の場所から、彼女が群れをオカヴァンゴ沼沢地周辺へと移動させ、1週間そこに留まっていることがわかりました。その後、3月18日に、ンマカーマは驚くことに55kmの距離を移動し、再びマバベくぼ地へ戻っていました!大抵の彼女の移動は、くぼ地からくぼ地へと渡り歩くか、または沼沢地の中へと入っていく程度の些細なものばかりでしたが、この距離を一日で猛スピードで制覇するような行動は驚きで、理由はわかりません。現在、彼女はマバベくぼ地の中心に到達しましたが、ごく最近までその場所は、幼いゾウが泥にぬかってしまう恐れがあって立ち入ることの出来ない場所でした。(詳細は3月7日のブログ参照)このことから泥とくぼ地がすでに乾き始め、ゾウが渡れるようになったことがうかがわれます。
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